弊社も参加する「福岡の旅と仕事を贈ろう~ワーケーション創出プロジェクト~」。
福岡県内の10市町村に、それぞれ2~3の企業・団体が訪問した上で、それぞれの市町村に適したワーケーションプランを作り、発表するというもの。
2023年9月28日(木)に行われたキックオフイベントで弊社は大木町とマッチングし、10月30日(月)~11月2日(木)の日程で大木町を訪問して、ワーケーション環境についてリサーチを行いました。
その結果、大木町は周辺市町村と比較して、宿泊施設やワーキングスペース、食、観光など、ワーケーションに必要なファシリティが弱く、何らかのフックがないとワーケーション先として選ばれにくい現状があることがわかりました。
更に、「農業のまち」として過去にはい草、今は米やきのこ、いちご、アスパラなどの生産が盛んであるものの、農業者は様々な課題を抱えており、将来的にも産地として維持できるかどうか危惧を抱いていることも、複数の農業者へのヒアリングから判明しました。
そこで、こうした課題を解決するための「地域課題解決型ワーケーション」を実施することが、大木町に求められているワーケーションプランであると考え、大木町役場の担当者と調整しながら作り上げたのが、下のパワポ資料。
そうして迎えた、1月16日(火)のワーケーションプラン発表会。
主催である福岡県東京事務所、事務局の株式会社ことろどの皆さん、参加企業・団体、市町村役場の皆さん(大半はオンライン参加)が、東京・京橋の「移住・交流情報ガーデン」に集まり、3人の審査員((株)アドレスの佐別当隆志さん、ランサーズ株式会社の篠原智美さん、福岡県東京事務所の徳本裕子さん)の前で、6分(発表4分+質疑2分)の持ち時間で、それぞれのワーケーションプランを発表しました。
弊社の発表に際しては、大木町役場からまちづくり課の藤木祐太郎さんも来場いただき、一緒に登壇して、持ち時間内で端的にプレゼンを行いました。
白熱した(らしい)審査の結果、弊社と大木町のプランが「徳本審査員賞」に選ばれ、福岡県東京事務所の徳本副所長から、賞状と副賞の「福岡県のギフト」をいただきました。
密かに最優秀賞を狙って臨んだのですが、他の皆さんのプランも素晴らしく、残念ながら力及ばずでした。
最優秀賞に輝いたOMOYEL株式会社(佐々木莉英社長)+柳川市、おめでとうございました。
今回のプロジェクトは、プランを発表して終わりではなくて、実際に大木町でプランを実施するまでが一連の流れになります。
実施は2024年7月以降になる予定で、詳細は大木町から発表されますが、弊社も企画や広報など、できる限りのサポートを行う予定です。
「農産加工品のブランディング」をテーマとしたワーケーションプラン、是非、多くの方に参加いただきたいと思いますので、続報を楽しみにお待ちいただければ幸いです。
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